大東市議会は、平成26年4月1日より通年議会がスタートします。
1 通年議会について
通年議会は、議会の会期を約1年とし、その間は、議会の判断で必要に応じて会議を開けるようにする制度です。
具体的には、条例で定める定例会の回数を年1回、議会の会期を1年間とし、そして、従来の年4回の定例会開催時期を定例月議会として本会議を再開し、議案審議、一般質問等を行います。そして、従来の臨時議会の部分については、特別議会として本会議を再開します。
この制度を導入すると議会の活動能力が常時担保されることになり、議会機能の強化と議会運営の充実が図られ、議会の役割をよりよく遂行できるようになります。
また、このことにより、災害などの突発的な事態や緊急の行政課題などにも、議会が主体となって本会議を開催し、議案審議ができるようになりました。
■期待される効果
@ 議会の判断による本会議の随時の開催が可能となる。
A 随時に委員会の所管事務調査ができ、時機を逸せずに詳細な調査が可能となり、委員会活動を
充実させることができる。
B 招集手続を経ずに議長の権限で随時に本会議を開催することができ、災害等の突発的な事件や
緊急の行政課題等が発生した場合、臨時会を招集しなくても速やかに対応することができる。
C 市長の専決処分(法179条)がほとんどなくなる。
D 開会中の期間が長くなり、機動的、弾力的な議会運営が可能となる
E 意見書案、決議案等の時宜に合った提出や議決が可能になる。